ご覧になる部屋をクリックしてください。
   
   
LPステレオ初期の部屋
ランシングとウエストレックスの部屋

画像をクリックすると拡大写真をみることができます。
Room3全景
 
 
 
 
 ロンドン・ウェストレックス 20/80 を鳴らす

 
WESTREX COMPANY LTD.・ ACOUSTILENS 20/80 {1950}

←KLANGFILM V-403a←KLANGFILM V-055g 


←NEUMAN CUTTINGMACHINE
 
 
 
 
 
 
 
 
 故浅野勇さんが72年のステレオ芸術8月号で『我がいとしの銘器

たち』と初めて日本に紹介したスピーカーです。
「1950年代の我


国では高嶺の花であった英WE社の2ウェイHi-Fiシステムで、当

時の価格で£170.である。英ウエスターンの38cm低音コーン・ユ

ニットとアコースティック・レンズ付きHFホーンユニットとの組み

合わせでクロスオーバーは675Hzに取られている。 [ウェストレッ

クスのプロフェッショナル・ユースの令名は世界的に知名度が高

いが民生機用として唯一の入手可能なハイグレードのシステム

であった。」と書かれています。
 
 Westrex Acoustilens 20/80
★20/80 Low Frequency Unit.: 15-in.paper corn with damped

surround and spider. Voice coil 3 in. of edgewound copper

ribbon. Gap flex 13,200 gauss. v.c.i.16 ohms.

H.C. 30 watts.F.R. up to 800 c/s. r.c.f. 675 c/s.

★High Frequency Unit: with acoustilens coupling unit. Horn

loaded. Alloy dome on 3-in. voice coil of edgewound aluminium

ribbon. Gap flux 17,500 gauss. H.C. above 500 c/s. up to 30

watts. F.R. 500 to over 15,000 c/s.r.c.f. 675c/s.

★Crossover 675 c/s. Response below 30 c/s.-above 15.000 c/s.

★Size 44×33×191/2 ins. ★Weight approx 160 lb. 

★Price £
1969
 
 
  音の逸品館 (1926~2026) vol.79

Westrex London Acoustilens 20/80

1950年代に登場したウェストレックス ロンドン製のハイファイ再

生用スピーカーシステム。当時タンノイオートグラフより1ポンド高

かった。

低域用に38cm径の[2080A]

ウーファー、高域用に[2090A]コンプレッションドライバー+音響レ

ンズ付きホーンを採用した2ウェイ構成で、クロスオーバー周波

数は675Hz

小原由夫さんがSS誌の取材で聴いてくれました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  音の逸品館(1926〜2016) vol.17

Acapella Ion Tw1s Class A Sphare

イオン型トゥイーター

再生3000~100,000Hz

推薦クロスオーバー周波数5kHz

最大1110dB/m

ホーンカットオフ周波数2kHz

クロスオーバー周波数

3kHz,3.8kHz,4.2kHz,4.7kHz,5kHz,7kHz(12dB/oct)

内臓アンプ出力15W

入力600Ω

消費電力60W

重量15kg

1984発売

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 音の逸品 (1926~2016) vol. 39
Empfehlungen fur die Auswahl des Erganzungsgestell GS 3
Klangfilm V-403a

klangfilm Eurodyne パーマネント型用3チャンネルパワーアンプ
1950

 
 KLANGFILM V-403a
 
 
 
 KLANGFILM ERGANZUNGSGESTELL GS 3
★einem vorhanenen modernen Verstarken, z.B. Eurodyn MS
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

音の逸品館 (1926〜2016) vol.18

Klangfilm KL V 055g 改造ブリ

 
 
 
 
 
 
 
 

音の逸品館 (1926〜2016) vol. 16

Neumann カッターレースを使ったレコードプレーヤー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
   
   
   
   
   
 
 ノイマン・カッティング・レース

 
レコード製作の過程を説明します。まず録音プロセスでスタジオ録音、トラ
ックダウン、カッティングからなり、これは主にポピュラー音楽の録音方法と

して通常に行なわれている方法である。クラッシック録音では最初から2トラ

ック・テープに録音する場合が多く、これは音創りに対する考え方の相違か

ら異なったプロセスがとられる。 クラッシック録音では、演奏者からマイクロ

フォンに到達する直接音と、ホールの残響成分からなる間接音の比が適当

となるようにマイクロフォンの位置を念入りに選ぶ事によって、演奏会場の

臨場感をワンポイントマイク録音方式で録音する場合が多く、時によっては

弱音楽器に補助マイクを使用する事もある。一方、ポピュラー録音ではマイ

クロフォンを楽器に接近してとらえようとするマルチ・マイク録音方式がとられ

る。従って編成の大きい録音の場合はスタジオ内に置かれるマイクの数は

かなり多くなり、24本から30本ものマイクが使用される事もある。これらの

信号はミキシング・コンソールに入り、必要に応じて音質調整、バランス調

整を行ない、16チャンネルにまとめられ、2インチ16トラック・テープレコーダ

ーに録音される。このような録音方式をマルチ・トラック録音というのである

が、一度に異なった16種類の音を録音できるというばかりでなく、最初12チ

ャンネル1から8迄リズム・セクションの音を録音しておき、次にヘッドフォー

ンを聞きながらメロディーを残りのチャンネル9から16迄に後入れして行なう

セル・シンク録音方式が可能である。 このような方式をとる事によって小さ

なスタジオでも、大編成の録音が可能になり、又マイク間の音のかぶりを少

なくして、きれいな音の録音が出来るわけである。又演奏ミスがある場合に

はそのトラックだけを後で入れ直す事も可能であるし、パンチ・イン、パンチ

・アウトというテクニックによってほんの一少節だけを入れ直す事も出来る。

このようにして出来上がった16トラック・テープから2トラックのステレオ・テー

プを製作する作業をトラック・ダウンもしくはミックス・ダウンと呼んでおり、ポ

ピュラー音楽の音作りはほとんどこのプロセスでなされると云っても過言で

はない。曲のイメージに合った音を作り出す音質調整はピーク、ディップを

自由に変えられる各種のイコライザーによって行なわれ音の巾を広くするデ

ィレイ・マシン、音の広がりや臨場感をもたらすエコー・マシン、音の密度を

高めるリミッター、コンプレッサー、又特殊な音の効果を作り出すジェット・マ

シン等、これらを自由に組み合わせて作り出し得る効果は非常に多岐に亘

るので、レコードでなくては聴く事か出来ない積極的な音創りをする事が可

能であり、これらの作業はアレンジャー、ディレクター、ミクサー等スタッフ一

同が目ざすサウンド・イメージを作り上げる為に慎重に協議しなががら進め

られる。トラック・ダウンによって作られたテープからレコードの最初の原盤

になるラッカー・マスターを切削する作業をカッティングと呼んでおり、このプ

ロセスがレコードの音を最終的に決定する。カッティング・エンジニアはまず

テープの音を試聴し、カッティング・レベルをきめ、左右のバランスを合わせ、

必要に応じてイコライザーによる音質の調整、リミターによるダイナミック・レ

ンジの調整を行ない、テスト・カッティングを行なう。このラッカー盤とテープ

の音を比較試聴し、針飛び、ビリツキ、ノイズ等の問題点がないかどうかを

チェックし、次に顕微鏡で溝タッチ、針の切
れ味を調べ、すべてが完全であ

れば本番のカッティングを行なう。完成したラッカー・マスターを顕微鏡で検

査し、次いで綿密な外観検査を行なった後、次の原盤製造工程に廻すので

ある。カッティング・マシンはテープ再生機、調整卓、カッティング・レースか

ら構成されており、コンプリート・システムとしてはドイツのノイマン社のもの

が多く使用されている。カッティング用のテープ再生機にはヘッドが二個備

えられており、これらはカッティング信号用のメインヘッド及び、バリアブル

ピッチ、デプス信号用のアドバンス・ヘッドと呼ばれている。カッター・ヘッド

によって切削される溝の状態をアドバンス・ヘッドが予め検出し、隣接する

音溝の接触を防いだり、溝の最小巾が一定値以下にならないようにカッティ

ング・レースをコントロールする事によって長時間のカッティングを可能にす

るのである。カッター・ヘッドをドライブするアンプは100Wから1KW程度

の出力を有しており、約6Ωのインピーダンスう有するカッター・ヘッドを駆動

する。カッター・ヘッドは1KHz付近に共振う有する単一共振系で、そのまま

ではフラットな特性は得られない。その為ドライブ・コイルの近くにフィード・バ

ック・コイルを設け、モーション・フィード・バックをかける事によって平坦な特

性を得ており、ノイマン・SX−74では共振周波数で34db程度のNFを施

す事によって20Hz〜20KHzで±1dbの周波数レスポンスを得ている。カッ

ティング・レースはダイレクト・ドライブによる重いターンテーブルとカッターヘ

ッドの送り構成から成っており、ターンテーブルのワウ・フラッターは0.002%

以下、機械振動はマイナス60db以下となっている。又ラッカー盤は約1mm

のアルミ円盤の上に硝酸セルロースを主成分とする材料を約0.3mmの厚

さで塗布したもので、その表面の部分にサファイア、ルビー、もしくはダイヤ

モンドのカッター針にニクロム線のヒーターを巻きつけて直流を加えて加熱

しながら溝を切り込んで行く方法がとられ、この加熱針の使用によって約30

dbのS/Nの改善がされるのである。レコードの音は周から内周に入るに従

って歪が増える傾向を持っており、これはカッター針の型が異なる為に生ず

るひずみで、トレーシング歪と呼ばれ、カッター針で正しい正弦波を切り込ん

でも、再生 針の球の中心の軌跡は歪んだ型になり、ピックアップの出力は

同様に歪んだものとなる。 そしてレコードの内周に行く程、また周波数が高

く、レベルが大きくなる程歪が増加し、針先半径が小さい程歪が小さくなる

性質を持っている。この歪みを根本的に解決する方法として標準的な針先

半径を想定して音溝壁を変形しておけば、再生される針先は音溝壁と全く

同一の正しい正弦波をトレースすることになり歪みは全く除去されることにな

る。この技術には各社とも注目しておりビクターではニュートレックスによる

カッティング、東芝のP.T.Sクリア・サウンド、コロムビアのノン・ディストーショ

ン・カッティング等は全て同じ考え方に基ずくもので、最内周でも従来のレコ

ードの最外周と同程度の音質でレコードを聴くことが出来るものである又カッ

ティング以前のプロセスを改善してより優れた音のレコードを製作する試み

として、スタジオの調卓の出力を直接カッティングマシンに導いてカッティン

グする、ダイレクト・カッティング方式、更に従来のテープ・レコーダーの殆ど

の欠点を取り除いた、。PCMテープ・レコーダーを使用して、ダイレクト・カッ

ティングと同等の音質を持つPCM録音レコードが出現するなど、ハイ・クオ

リティー・レコードを製作する試みは止まることなく続けられているようである。
 
レコード製造工程は、原盤製造工程、レコード材料製造工程、プレス工程か

ら成っており原盤はスタンパーまで製造される。まず ラッカー・マスターを

銀鏡処理によって表面に0.08μ程度の厚さの銀の層を作り、それにニッケル

・メッキをして0.3mm程度の厚さに仕上げ、それを剥がして出来上がった金

属盤をマスターと呼ぶ。次にマスターの表面に剥離膜の化学処理を施した

後にニッケル・メックをして0.3mm程度の厚さに仕上げ、それを剥がして出

来上がったものがマザーと呼ばれ、このマザーを試聴検査し、ノイズなどの

トラブルが無ければ、前回と同様な方法でマザーの表面にニッケル・メッキ

をして0.2mm程度の厚さに仕上げ、それを剥がして出来上がった金属盤の

表面にハード・クロームのメッキを施し、それをプレス機の型に合わせて成

型を行なうと、レコードをプレスする押し型であるスタンパーが出来上がる

のである。 レコード材料は主材料が塩化ビニールと酢酸ビニールの共重

合体樹脂で、その他に着色剤としてカーボンブラック、加熱加工の際に樹

脂が熱分解するのを防ぐ安定剤、ホコリがつくのを防ぐ為の帯電防止剤な

どが適量混合され、加熱混練されて出来上がる。レコードを成型する方式と

しては圧縮成型方式と射出成型方式とがあり、各社で行なわれているのは

圧縮成型によるレコード・プレスが殆どであるが、自動化が容易で大量生産

に適している射出成型(インジェクション)方式もしだいに採用されてきてい

る。圧縮成型方式では加熱冷却金型にスタンパーを取り付け、180℃程度

まで加熱し、上下にレーベルを取り付け、そこに180℃に予熱して軟化した

原料を置いて金型を閉じ、150kg/cm2の圧力でプレスを行なってそのまま

加熱を続け、成型が十分に行なわれた所で金型に冷却水を通して冷却し、

充分に材料が冷えた所で金型を開けレコードを取り出すのである。このワン

・サイクルは約30秒程度である取り出したレコードの周囲にはレコード材料

のオーバー・フローがついているので、これをトリマーで切り落とすとレコー

ドが完成するのである。 これを外観検査して後内装に入れ、更にジャケッ

トに入れて、レコード店に並んでいるレコードが出来上がるわけである。

(オーディオアクセサリー1976 No.1より)
 
 
 
 
ORTOFON RMG309
ダイナミックバランス型。パイプアームと4ピンコネクターを採用した先駆的製品ピックアップヘッドの重量は31gに固定。針圧印加は0.5〜7gの範囲で直読可能
 全長400mm、ディスク中心~アーム中心309mm。

 
  音の逸品館 (1926~2016) vol. 47

Ortofon RMG309
ダイナミックバランス型
パイプアームと4ピンコネクターを採用した先駆的製品。
ピックアップヘッドの重量は31gに固定。針圧印加は0.5~7gの範囲で直読可能。
全長400mm,
実効長309mm

 
 
 
 
 
 
 
 
 ORTOFON SPU-G
 1959年SPUシリーズMC型カートリッジを発表。コイルインピーダンスは
1.5Ωヘッドシェル形状は業務用のAタイプと標準的なGタイプの2種類。SPU
シリーズMC型カートリッジは、四角形の磁性体巻枠(アーマチュア)に井桁
状にムーヴィング・コイルを巻き、これを45/45方式でカッティングされたレコ
ードの音溝に 対応させるべく、針先から見て左右チャンネル用コイルをそ
れぞれ45度となる位置に設置。針先の動きにより巻枠に磁束の変化を発生
させ、少ない巻線数で充分な出力を得るという、きわめて合理的で、しかも
効率の高い電磁変換構造を採用。また、振動中心をワイアー・サスペンショ
ンで支える卓越した支持機構も開発。この革新的な構造は、その後の世界
のMCカートリッジに計り知れないほど大きな影響を与
えることになる。
    (stereo sound 「オルトフォンのすべて」より
 
 
 EMT RMA297
 EMT社の以来により開発されたダイナミックバランス型トーンアーム
 
  音の逸品館 (1926~2016) vol. 48

EMT RMA297
EMT社の依頼でOrtofon 社が開発したダイナミックバランス型
実効長297mm
1960年前後

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 Ortofon EMT TSD-12
 
EMTのTSD-15が発表されたのは1966年である。それ以前のEMTのステレ
オ・カートリッジとしては、1961年に登場したTSD-12があった。TSD-12は、
オルトフォンのカッティング・システムの視聴用として開発されたSPUの出力
をEMT-136イコライザ・アンプに合わせて高出力化し、モノーラル時代のOF
タイプのカートリッジを収めた臭素樹脂製のヘッド・シェルに組み込んだモデ
ルであった。 この時代、西ドイツには、世界中のレコード会社にカッティング・
システムを供給している会社ノイマンがあり、そのカッティング・システムのプ
レイバック用カートリッジとして伝説的な存在となったDSTがあった。そのDST
がEMTのシステムに組み込まれたという話は聞かない。それは、DSTの構造
から由来する低コンプライアンスと出力電圧の低さから、EMTのシステムの目
的とする一般スタジオ用に合わなかったからだろう。そこで、使いやすさと優れ
た基本設計故に、EMTはモノーラル時代から隣の国デンマークの会社オルト
フォン(Fono Film)のトーン・アームとカートリッジを自社規格で導入していた。
                 海老沢 徹氏著 『フォノ・カートリッジ大全」より
 
 
 EMT TSD-15
 
オルトフォン製のTSD-12にかわってTSD-15が登場したのが1966年で、時
あたかもステレオ・レコードの全盛期、いやオーディオの全盛期を迎えようとし
ていた。録音技術の進歩で録音レベルは高く、ワイド・レンジとなるにつれて、
従来のTSD-12の守備範囲を超えた録音が求められ始め、より高性能のカー
トリッジを必要となってきた。それまでの問題点を洗い直した結果、改良され
たTSD-15が生まれたのだった。
 ●コンプライアンスが12×10
−6cm/dyneとMMなみの高さとなった。
 ●針先から見た振動系の実効質量が1mgと小さくなり、再生周波数範囲が
20Hz〜20kHzとワイド・レンジとなった。
 ●チャンネル・セパレーション〔クロストーク)が1kHzで25dBと大きくなった。
 ●針圧が2〜3gとMMなみに低くなった、
 
 
 EMT TMD-25
 
25μmの先端曲線率半径を持った、ダイアモンド・チップが装着されている
マイクログルーブのモノーラルLP用のカートリッジである。ステレオ用カートリ
ッジTSD-15の基本設計の上に成り立ったモノラール用カートリッジである。 
いったい、すべてのEMTのカートリッジについていえることだが、オルトフォン
のカートリッジよりコンプライアンスが高く、動作針圧もSPU型よりは少な目で
ある。使われているダンパのゴム材は、少し茶色味がかった灰色の粗い色で
他社の大部分のカートリッジに使われているブチル系ゴムとは多少異なって
いるようで、柔らかく粘性に富み、かつブチル系ゴムにはあまり見られない、
老化による変質で硬くなりやすいゴムである。EMTという会社は、すべての機
器をシステマイズすることに重点を置いている会社である。したがって、構成
する部品のみ抜き出して、他の機器にアダプトしても、まずうまく行くことがな
いようだ。したがって、Tシリーズのカートリッジ本体のみ摂り出して改造を加
えたうえ、裸のまま使用するなど、首を傾けざるを得ない。それは見るからに
剛性の低いとかいえないようなTシリーズのシェルのマウント法を見れば、総
合的なバランスを保つために、カートリッジもシェルも、トーンアームも、すべ
て含めた設計であることを理解すべきで、カートリッジのみ取り出して随喜の
涙で使うなど、よほどの凄腕の持ち主でもない限り避けて通った方がよい。

          
 海老沢 徹氏著 『フォノ・カートリッジ大全」より
 
 
 リジナル・レコードの必需品
FM ACOUSTICS FM122 PHONO・EQUALIZER
 偏差が±0.09dB以内と高精度なRIAA補正や、初期のLPやSP盤のRIAA
エンファシスカーブ適応以前のレコードに対して最適なディエンファンシスの
行えるイコライジング機能を持つ。
 ★入力感度:0.12mV 
 ★入力インピーダンス:DIPスイッチと差し替え抵抗モジュールの組み合わ
せで設定
 ★ゲイン:56dB 
 ★寸法/重量:W245×H62×D290mm 2.2kg(本体)、1kg(電源)
 アクシス(サービスが良い)MM使用に変更、好きなトランスとを使ってMC
を使っています。
 

音の逸品館 (1926~2016) vol.100

FM Acoustics FM122
同社独自のエンハンスド・クラスA回路によるディスクリート構成を採用した、シ
ングルエンドヴァージョンのフォノイコライザーアンプ。ユニークな可変イコライジ
ング機構を装備している点が特徴で、ターンオーバー周波数および10kHzにお
けるアッテネーション量を連続して変化させられるため、RIAAカーブが国際基準
となる以前のディスクにも最適なディエンファシスをかけて再生することができる。
また、プラグインモジュールとDIPスイッチ切替えにより、負荷抵抗と負荷容量
の設定変更も可能。
入力感度/インピーダンス:MC・0.12mV/7.5Ω,10Ω.30Ω,100Ω(DIPスイッチと差
し替えモジュールの組み合わせで設定、標準モジュール使用時)
出力レベル/インピーダンンス +20dB(8.0Vrms)/5kΩ負荷時
負荷インピーダンス:600Ω(推薦)
利得:56dB
入力換算雑音:-135dB
重量:2.3kg
1995 

 
 
 
 
 
 
 
 
 音の逸品館 (1926~2016) vol.4
Studer A-720
1988年発売業務用CDプレーヤー
 
 
 
 
 
 
 
STUDER A730(Switzerland)
フィリップスとスチューダーの共同開発。CD-ROM用メカを搭載
★周波数特性:20〜20kHz±0.1dB ★SN比:100dB(20〜20kHz)
★高周波歪率:0.006%以下 
★出力インピーダンス:500Ω以下(アンバランス)、50Ω以下(バランス) 
★外形寸法:W320×H131×D355mm ★重量:6kg  1988年
 
 
 STUDER A730
 スイス『ルボックス』のプロブランドであるスチューダーが、1988年にフィリッ
プスとの共同開発で完成させた本格的なプロ用CDプレーヤーだ。型式はトッ
プローディングだが、これもコンソールに嵌めて使うことを前提にした結果、
ピックアップ系はフィリップス製のCDM3によるCD-ROM用トランスポートをそ
のまま採用。DACはオーソドックスでフィリップスの16ビット。サンプリング周
波数は4倍。付属機能はひじょうに多彩だが、それはダイヤルによるフレーム
精度でのキューイングなど業務用としての特別な機能であって、逆にリモコン
はワイヤードだし、ランダムプログラムといった機能などはない。ただし、
100枚のディスクの識別や、各3ヶ所までの頭と終わりのキューポイントを記憶
可能なのは、一般にも便利。出力はアンバランスとXLR端子のバランスのほか
XLR端子によるデジタル出力および同期信号の入出力がある。

STUDER (スチューダー)A730 について  
Stereo Sound 「オーディオ 世界の一流品」より 
 菅野沖彦氏著

 フィリップスとスチューダーが協力して開発したプロフェッショナルユースの
製品である。
 CDの開発者としてのフィリップスが、プロ用のレコーダー、回転機器の専門
メーカーであるスチューダーのファクトリーで生産したものだ。 ブランドとして
はCDプレーヤーのサラブレッドであることを疑う余地はあるまい。スチューダ
ー&フィリップスCDシステムズAGという名称の新会社が生みの親である。
メカニズムはフィリップス製CDM3を使ったトップローディング式を採用している
 CD-ROM用に開発されたアルミダイキャストベースの信頼性の高いものだ。
プロ用であるから、機能は豊富で一部一般用としては必要のないものもあるが
使いこなせば大変便利である。
 操作系はフレーム単位のキューイングが可能で大型のサーチダイアルを持
つのが特徴。
 (中略) 
 W320×H131×D355mmというコンパクトなインテグラルユニットにまとめら
れ、重量はわずか6kgというのが驚異的である。その驚異をより現実のものに
するのが、幅と厚みのある彫りの深い音の印象だ。重く大きく、二分割された
どこかのCDプレーヤー顔負けのクオリティを聴かせてしまうのである。
 
 systm Kランシング・シャラーホーン・モニターシステム 
       Model 500-A
を鳴らす
 LANSING SHARER HORN MONITOR SYSTEM 500-A {1937}
     
←MARANTZ 8B ←MARANTZ 7C←MERIDIAN 506 CDP
 
音の逸品館 (1926~2016) vol.30
Lansing Sharer Horn Monitor System 500-A
1935年MGM シャラーホーンシステムを開発、ランシング・マニュファクチャリン
グ社ほか数社による共同開発。
15インチ径「15XS」フィールドコイル型ウーファー
(ヴォイスコイル径2インチ)と、「284」フィールドコイル型
ドライヴァー(ヴォイスコイル径2.84インチ)、ダイヤフラム径
3.26インチ、1.5インチスロートによる2Wayが基本
500Aが最小
ダグラス シャラーとMGM社、2ウェイ ホーンシステムとクラスA
プッシュプル録音システムの開発に対して、アカデミー科学技術賞を受賞。 
 
 
 
 
 LANSING SHEARER HORN STSTEM
1933年MGM映画音響部長であったダグラス・シャラーは自社独自の音響シ
ステムを作る為J.B.Lancingに協力を依頼。
2年後の1935年に完成したシ
ステムは高域に環状スリットのイコライザーを持ったドライバーで8セルのマル
チセラホーンを駆動するというユニークなものだった。
低音部はオープンバック方式のW字型の音道を持つ大型のフロントロードホ
ーンを15インチウーハーで駆動した。これにより1937年の映画芸術・科学アカ
デミー賞を受賞する。
我が家のシャラーホーンシステムは後期で15in径「415」フィールドコイル型
ウーファー(ヴォイスコイル径2in)と、「287」フィールドコイル型ドライヴァー
(ヴォイスコイル径2.84in、ダイアフラム径3.26インチ、1.5インチスロート採用)
 の2ウェイですが我が家で使うには高音が不足で3000Aを追加しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 Altec-Lansing Receiver 415
 
この『415』は、MGM社のダグラス・シャーラーが1935年にプルデュースした
シアター・システム「シャーラー・ホーン」の低域用フォールデッドホーンのドラ
イブ・ユニットとして採用された『15XS』の改良型で、当初、ランシング・マニュ
ファクチャリング社製だった。口径は15インチ(38.1cm)で、バスケット(フレー
ム)の形状は、後のアルテック・ランシング515と酷似している。アルテック・
サーヴィス社がランシング・メニュファクチャリング社を買収したのは1941年だ
が、この頃から『415』ユニットを低域用フォールデッドホーン・バッフルに収納
したシステムが、18-W-5(1基)、30-W-5(2基)、75-W-5(4基収納)と、3種発
売されている。『415』の磁気回路は、D.C.220V、137mA/30〜35W、D.C.抵
抗1.600Ωのフィールドコイル型で(カーレント・サプライはF-501
〔220V/D.C.2A〕か、F-500-A〔220V/D.C.1A〕を使用)、ヴォイスコイル・インピ
ーダンスは6Ω/300Hz。『284』 『285』『287』とのクロスオーヴァー周波数は
N-500-Aディヴァイディング・ネットワークによる500Hz。(HPオーナーのクロ
スは400Hz)なお、先の3システムの小型版である18-W-8システムの低域用
ユニットとして、パーマネント・マグネットを採用した15インチ・ユニットの
『1565』があり、こちらはH-25低域用バッフルにマウントされる。『415』の振動
板は、前身の『15XS』同様、頂角が深いセンターーキャップなしのタイプが本
来の姿だが、直径2インチ強のセンターキャップ付やコーン紙自体が異なるも
のなど、数種ある。 音は侮れない実力を持ち、瀟洒な外観も幸いしてか、
 隠れた人気がある。15インチ・ユニットの迫力、歯切れのよさ、励磁型、さら
に蝶型スパイダー(ダンパー)となれば、555レシーヴァー・ユニットの低域を
サポートするのに好適で、ウェスタンの『TA-5145-A』やジェンセンの13イン
チ・モデル『M-10』『L-10』が入手できないときの最有力候補は、この『415』
をおいて他にはあり得ないのではないだろうか。
       ステレオ・サウンド社発刊 「WESTERN ELECTRIC SOUND」より
 
 
 
 
 
 Altec-Lansing Receiver 287
 この『287』ほど数奇な運命をたどった製品はない。本機の原型は、1935年、
ダグラス・シャーラーDouglas Shearer(MGM映画会社の音響責任者)が、
若きエンジニアであったジョン・ヒリアードJohn F. Hilliardやロバート・スティー
プンスRobert I. Stephens、ジョン・ブラックバーンJohn F.Blackburnらの協力
を得て創り上げた2ウェイシステムの、中、高域に使われた『284』である。
 当時、3,000〜5,000席もの大映画館を多数所有していたMGM社は、1933年
にウェスタンが行ったフィラデルフィア〜ワシントンD.C.間3チャンネル立体音
響伝送実験システムの高性能ぶりを聞くに及び、すぐに大量のオーダーを出
した。しかし、返事は期待に反するもので、業を煮やしたシャーラーは、その実
験用システムのコンセプトを基に、自ら新しいシアターサウンド・システムを創
ることを決意したのである。この「シャーラー・ホーン・システム」のスピーカー
ユニット製造を担当したのが、ランシングJames B.Lansing率いるランシング・
マニュファクチャリング社であり、かのJ.B.ランシング初のコンプレッション・ド
ライヴァーが先の『284』(フィールドコイル型)なのである。この『284』゙ライヴァー
ユニットの基本的な発想は『594-A』を踏襲するものだが、いかな天才といえど
も『594-A』の4インチ(10.16cm)径ヴォイスコイルの採用とまではいかず、2.84
インチ(7.2cm)径にとどめられた。イコライザーは『594-A』と同様のリング状だ
が、『284』ではスリット型を採用している。また、タンジェンシャル・エッジ(ウェ
スタンの特許)を採用と書いてある資料もあるが、断面図や現物を見る限りで
は、最初からロール・エッジのようである。この『284』と、同じフィールドコイル
型の15インチ(38.1cm)径ウーファー『15XS』を採用した2ウェイシステムが、
初期の「シャラーホーン」であり、この両ユニットの組み合わせによる数種の
ヴァリエーションモデルが誕生した。ところが、この『284』で採用したリング状
イコライザーは、ウェスタンからのクレームで設計変更を余儀なくされ、1938年
にそれをラジアル(放射状)型とした『285』にリプレイスされる。
 一方、ウェスタンは1937年、集中排除法の適用によりE.R.P.I.のシアター部
門を売却する。 E.R.P.I.の主要メンバーだったコンローL.W.(Mike) Conrow、
キャりんトンGeorge Carringtonらによって興されたオール・テクニカル・サー
ヴィス(All Technical Service)社がその権利を獲得し、従来のウェスタンのシ
ステムの保守・管理を行う業務を開始する。そして、1941年末に先のランシ
 ング・マニュファクチャリング社を買収し、J.B.ランシングを技術担当副社長
として迎えて、アルテック・ランシング社と改称。同時にウェスタンが独自に開
発した全製品を製造する権利も獲得する。 このため、皮肉なことに、先の
『284』の特許に関する問題も当然のことながらクリアーされてしまうのである。
ランシングの胸中は察してあまりある。 そして、『284』とほぼ同内容のモデル
として登場したのが『287』で、異なる点はスロート部がねじ込み式からボルト・
オン式になったこと、振動板を保護するバックカヴァーの形状が丸みを帯びて
いることぐらいである。外装はきれいに切削加工を受け、フィールド電源のター
ミナルには、ワンタッチ式のハーヴェイ・ハッベル社製ツィストロック型を採用
ヴォイスコイルのリードアウト端子なども、ひじょうに合理的な構造といってい
いだろう。
 音は充実感があってなかなかいい。ウェスタンともアルテックとも若干異なる
が、フィールドコイル型特有の切れ込みのよさがあり、伸びやかに歌う。
このユニークなユニットを採用したシステムが、先のシャーラー・ホーンを範と
した18-W-5、30-W-5、75-W-5ホーンシステムで、後の3者に、 
この『287』(75-W-5のみ2基)が搭載されている。              
 ステレオ・サウンド社発刊 「WESTERN ELECTRIC SOUND」より
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  音の逸品館 (1926~2016) vol.83

Marantz Stereo Console Model 7
Pre-Amplifier

 
 MARANZ COMPANY  Model 7
1958年は、ステレオレコードの標準録音・再生方式(45/45方式)が制定され
た歴史的な年。
本格的な真空管式ステレオプリアンプとしてデビュー。
肝心のphonoイコライザーには後にマランツ形と呼ばれる3段K-K帰還型を
採用。マッキントッシュC22の2段P-K帰還型イコライザーとの比較論争が長
期化した。
[#]」STEREO SOUND誌参考文献
Preamplifier ★can 2, tape, FM, AM, Multiplex, TV, Aux 
★controls for stereo, stereo reverse, channel A, channel B, channel A/B
★all monophonic positions can be heard in both speakers
★total volume range 90 db  
★high filter at 9 kc. and 5 kc. ★rumble filter at 50 and 100 cps
★0.1% IM distortion at 10 volts rms, 0.01% at 2 volts rms
★frequency response 20-20,000 cps  ★tubes are 6-ECC83/12AX7,
★size 143/8"×53/8"×81/2" 
★total noise level is 80 db. below 10 mv. phpno input  
★20 lb.  ★$249.00   1958
 
 
 
 MARANZ Model 8B
マランツの真空管式パワーアンプとしては唯一のステレオヴァージョン版と
言われている。中でもこのModel 8Bは一般にはModel 8のマイナーチェンジ
版と言われているが、両者の回路図を見比べてみれば明らかなように小改
良どころではなく、むしろModel 9の回路をブラッシュアップしたモデルと考え
られる。(ちなみにModel 8は、Model 5×2台によるステレオ版といえる)。
その第一の理由は、Model 9の回路で特徴的なクロスオーバーNFの採用、
この回路の利点はNFアンプの安定度向上とのことだが、本機ではさらに綿
密な位相補正が施されており、NFアンプとしての完成度が一段と向上してい
ることが最大の特徴だ。まさにマランツ管球アンプの集大成というべきモデ
ルである。
 1963年  
 
 
 
  音の逸品館 (1926~2016) vol. 82

Jeff Rowland Model 2+DPS-2
筺体構造の徹底した無共振設計、シャーシーには航空機クレードのハードアル
ミが使用され、高い強度で機械的振動が押さえ込まれている。フロントエンド回
路は温度的安定度と構造的強度を高めるためにモジュール化され、さらにアル
ミバーによって強固にシャーシーに固定されているのが特徴。出力電流は連続
で20Aピークで35Aにも達する。
実行出力:75W+75W (8Ω) 150W+150W(4Ω)
入力感度:241mV/71mV(切替,平衡)
入力インピーダンス:36kΩ/600Ω(切替)
ゲイン:26dB/32dB(切替)
ダンピングファクター:100(20~20000Hz,8Ω)
消費電力:400W(最大出力時)、25W(スタンバイ時)
DPS-2 DCパワーサプライ
1994

 
 
  音の逸品館 (1926~2016) vol. 92

Thorens 124
創業以来120年余を数える老舗トーレンスがステレオ録音が始まる前年の1957
年にさらなるハイファイ再生を追求したトランスクリプション・ターンテーブルとし
て登場。駆動方式は独特で、ベルトドライブとアイドラーを組み合わせた方式で
モーターな回転が、まずゴムベルトで回転数切替機構付きプーリーに伝えられ、
そのプーリーからアイドラーに伝達されて、最終的にはそのアイドラーがターン
テーブルを駆動する、という複雑な駆動方式である。では、なぜこのような複雑
な駆動方式を採用したのか。それは、ベルトドライブのS/Nの良さと、アイドラー
ドライブのトルクの強さという両方のメリットを採り入れようとしたからで、これに
よりモーターの振動をほとんどアイソレートすることに成功している。モーター自
体も、振動発生の少ない4ポール型のインダクション・モーターを採用。あえて
小型のモーターを採用したのは、必要なトルクさえ得られれば、その方が振動
が少ないからである。ターンテーブル派、アイドラーでドライブされるインナープラ
ッターと、フローティング・ターンテーブルの呼ばれるアウター プラッターとの2重
構造を採用。これも当時としては画期的な構造で、これによりレコード再々のク
イック・スタート/ストップを可能にしている。インナープラッターは約5kgに及ぶ
重量級の精密鋳鉄製で、さらにその裏面外周部には肉厚の縁が設けられ、イ
ナシャー効果を高める構造となっている。インナープラッターの上面には、薄い
ゴムが6個所貼り付けてあり、二重ターンテーブルを構成するアウタープラッタ
ーに接触摩擦によって回転を伝える役目を果たしている。
重量級ターンテーブルを支えるセンタースピンドルには、センターレス・グライン
ダーで精密研磨された直径14mmの硬度の高いハイスピード・スティールが採
用されている。センタースピンドルの先端部には直径5mmのスティールボール
が埋め込まれ、軸受底面と点接触となっている。軸受は油溜まりが設けられた
銅合金のケンメット製で、スピンドルの外径とはわずかに分子サイズの油面が
保たれる程度の精密さで、内面加工が施されている。インナープラッターの裏
面外周部にプリントされたストロボパターンを小さなネオンランプで照射し、それ
を傾けたミラーで反射させることで、シャーシー手前中央の監視窓から確認でき
る。回転数の微調整には、回転切替用段差付きプーリーの内部に仕込まれた
独特な形状の金属板を左右に回転させ、半月形のマグネットに近接させたり、
遠ざけたりすることで調整する、エディカレント(渦電流)・ブレーキ方式を採用。
アウタープラッターの中心部に設けられたEP盤用アダプターがワンタッチで浮
上させたり元に戻したりできる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

音の逸品館 (1926~2016) vol. 91

Marantz Model 10B
リチャード・セクエラ氏の設計と言われる真空管式FMステレオチューナー。
米国でステレオ放送方式としてゼニス/GE方式が正式採用されたのが2961年。
同年にFMステレオ放送が開始されたが、本機はその2年後の1963年にデビュー
した。本機の特徴は、チューニングとマルチパスのインジケーター用にオシロス
コープを採用していることだ。このアイデアは、Model 10のプロトタイプ用として1962年3月に発表された。このオシロスコープ・インジケーターは、以後も同社の
トップエンドFMチューナーの証しとして採用され続けた。価格はとびきり高価で、
Model 9が1台$325~384の時代に約2倍の$650であった。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 音の逸品館 (1926~2016) vol. 73

Meridian 506
歪:-90dBFS以下
ノイズ:-90dBFS以下
コンバーター:デルタ-シグマD/A
アナログ出力:2Vrms固定出力(RCA)
デジタル出力:コアキシャル
EIAJオプティカル
重量:6.4kg
1993

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  音の逸品館 (1926~2016) vol. 29

Western Electric 757-A Monitor
放送局やレコーディングスタジオのモニターシステムとして1947年発表。この頃
はプロの現場で磁気録音が普及し、LPレコードの誕生も間近でよりワイドレンジ
でハイクオリティーなサウンドが要求された。
12in口径フルレンジ[728B]と[713C]オライヴァー[KS12027]ホーン
[702A]ネットワークと[700A]アッテネーターによる2Way構成、
クロスオーバー周波数は1kHz、エンクロジャーは光ペイ指揮密閉型
周波数帯域60〜1500Hz、耐入力30W、インピーダンス4Ω
日本国内にあるオリジナル20本といわれる。SS誌

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 エラック XP
 
 
 
 シュア V15
 
 
 
 タンノイ バリレラ
 
 
 
 
 
 シュア M-3D
 
 
 
 
 
 RCA ステレオカートリッジ
 
 
 
 
 
 エンパイア 108
 
 
 
 
 
 フェアチャイルドSM2 
 
 
 
 オルトフォン SL15E MKU
 
 
 
 STUDER A720 Compact Disc Player User's Manual